富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、ご好評をいただいております135カラーネガフィルムの新しいラインアップとして「SUPERIA X-TRA400」ならびに「FUJICOLOR100」を富士フイルムイメージング株式会社(社長:杉原 和朗)を通じて10月初旬より発売してまいります。
デジタルカメラの急激な普及によりカラーネガフィルムの需要は減少傾向にありますが、その一方で「階調が豊かでプリントがキレイ」「雰囲気のある写真が撮れる」といった理由からカラーネガフィルムにはまだまだ底堅い需要があります。また、遊び感覚で写真を楽しむトイカメラなどのブームにより、今までフィルムカメラになじみがなかった若い人たちにもカラーネガフィルムを見直す人があらわれ始めています。
今回発売する「SUPERIA X-TRA400」ならびに「FUJICOLOR100」は、昨年10月に世界各国で発売しすでに高い評価と実績がある製品を、「世界統一ブランド」にて国内向けに新発売するものです。
「SUPERIA X-TRA400」は、新スーパーユニフォームファイングレイン技術を採用。感光効率を高めることで高感度でありながら優れた粒状性を実現しています。また白飛びの少ない滑らかな階調と自然な色再現を実現、肌色再現に適したフィルムとなっています。従来の「SUPER400FT」に比べ有効期限が3か月延長となりますので、多本数パックでも期限切れの心配をせずに安心してご利用いただけます。
「FUJICOLOR100」は、優れた粒状性と肌色再現を兼ね備えた、主に明るい屋外での撮影に適したフィルムです。こちらも従来の「SUPERIA100」に比べて有効期限が9か月延長となります。
なおこの新製品導入にあわせ、感度400の一部の写ルンですにつきましても、順次上記の感材に切り替えてまいります。
富士フイルムはイメージング分野のリーディングカンパニーとして今後も写真文化の維持拡大を図っていくとともに、写真のすばらしさ、写真の楽しさを伝え続けてまいります。 |